佐伯祐三展  _by【ё】/

 

皆さんこんにちは 【ё】/ 地図制作部制作3課のまがもっちです。

 

先週末、天王寺に出かけました。

話題映画の「おくりびと」、

オープンしたての商業施設「あべのand」、

大阪市立美術館の「佐伯祐三展」を見るためです。

 

この中から、テーマに選んだのは「佐伯祐三展」。

 

美術館は好きで、興味ある展示会には時間を作って行くようにしています。

美術館で作品を見ていると、創作意欲が湧いてくることないですか?

私は、何か描きたい!何かつくりたい!という気持ちになります。

実行するかは別ですが・・・

 

天王寺公園内にある大阪市立美術館は、

日本屈指の美術館で、歴史・所蔵物・建築様式とも超一流です。

レトロな内装は目を見張るものがあって、

吹き抜けの大シャンデリアはいつ見ても圧巻です。

 

さて、「佐伯祐三」について簡単に説明します。

大阪中津出身の洋画家で、大正から昭和にかけて活躍していました。

30歳で亡くなるまで、画家生活のほとんどをパリで過ごし、

荒々しいタッチの風景画を多数残しています。

 

私が美術館に行くと、必ずすることがあります。

それは「印象に残った1枚」を決めること。

今回の佐伯祐三展でも決めてみました。

それがこちら、

 

 

東京藝術大学時代の自画像です。

東京藝大では卒業制作として自画像を描く伝統があって、

その時に描かれたものらしいです。

 

目が合った瞬間、あっと声が出そうになりました。

学生のときの美術の教科書に載っていた絵だと気づいたのです。

当時も、今と同じような強い印象を受けたのだと思います。

だから、10数年経った今でも覚えていたのでしょう。

 

この鋭い眼差しは忘れることはできません。

自信に溢れているというか、強い意志を感じるというか、

不思議と引き込まれてしまいます。

 

印象に残る絵は他にもいろいろあって紹介したいのですが、

現物を見るのが一番です。

あと1ヶ月間開催されているようなので、

出かけてみてはいかがでしょう。

 

 

今日は半日、イラストレーターを使った仕事をしていました。

マウスではなく、絵筆を持ちたい衝動にかられています。

実行するかは別ですが・・・

 

 

 

 

“佐伯祐三展  _by【ё】/” への2件の返信

  1. 見ていると今にも話しかけてきそうな絵ですね。
    何となく私に似ていると言われる、映画俳優のブラッドピットにも似ているような気がします。
    魂が籠もった作品というのは、見ていると足の裏からゾワゾワした感覚が立ち上ってきます。

    ある制作会社の方が「提案書見れば仕事に魂込めてるかどうか分ります」と仰っていました。
    確かにその通りかと思います。
    私たちの仕事も魂込めて作り込んで行きましょう。
    きっと伝わります。

  2. ピッコロ = ブラッドピット??
    多少?髪型が違うような気がするのですが・・・

    共通点は「人気がある」ですかね。

    【魂を込める】
    仰るとおりです。
    魂を込めないと伝えたいことも伝わらないですよね。
    そのためにまず自分の仕事に責任を持たないと。

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