悲観をチャンスに変える

2008年も残すところ2週間あまり。

この時期は営業職のポジションとしてお客様へ年末のご挨拶周りに伺う行事で東奔西走の

日々を送ります。今年も現時点で約半数のお客様の下へお伺いし、一年間ご贔屓頂いた

お礼を言葉で伝え、来年もより一層の努力をお約束いたします。

お客様もお忙しい中ですので時間も限られますが、どのお客様からも決まって「景気が悪い」

というワードをお聞きします。。。

確かに景気は冷え込み、先行き不透明な状況は日を追う度に増すばかりです。

私見ですが米国から発した金融不安も、次のボトムへドロップするための秒読み段階に

入ったように思います。

世界的株安、円独歩高、派遣切り、コスト削減、日銀利下げ、ビッグ3救済案決裂、、、

不安と不透明感が充満する年の瀬ですが、「今こそ好機。未来を買う!」と断言するのは

カリスマ投資家“ウォーレン・パフェット”です。

「皆が怖気づくときこそ欲張りになれ」、「今はとんでもない買場だ」と自身が率いる投資

会社バークシャー・ハザウェイで強気なリーダーシップを発揮しています。

また、「金持ち父さん貧乏父さん」の著者で有名な“ロバート・キヨサキ”氏も「悲観主義が

はびこるときこそ金持ちになるチャンスだ」と、メールマガジンで記事にしています。

上に上がるにはボトムでターンしなければならない。サーフィン用語でボトムターンと言い

ますが、今はまさにそのボトム直前というところでしょうね。。。

少し背景が違いますがあるお客様は自身が率いる営業部隊に対して「こっからだ。

景気が冷え込んで皆死に物狂いで仕事を取りにくる。無茶なコストダウンで攻めてくる

業者も多いだろう。でも、クライアントにとってコストを含めて我々に発注するオーダー

メリットを提案し、一緒に企業価値の向上を目指すパートナーとして絆を強化するよう気を

引き締めて行こう!」と、発破を掛けるのは某グローバルドキュメント制作会社の事業所長。

氏は続けます。“今、現場の仕事がパンパンに詰まってるのは半年前の種まきの結果です。

来年の春までの仕事は確保していますから、今からの営業活動は来年の夏から今くらいまで

の案件確保に向けて動いていかないと我々の存在すら確約されない状況です”_と。

御意でございます。氏は個人的な話ですが、「私のモチベーションを向上させる会(勝手に

命名)」の会長として活躍いただいております。 私はこういった職責を勝手に付けた人が

何人かいます。ありがたいことです。。。m(__)m

顔に似合わず心が弱いからでしょうか、自分の心を刺激してくれる人のお陰で今とこれから

先を生きていくことが出来ていると思っています。。。

最近、時々思うのですが「あの人とあの人をくっつけて一緒に事業を始めれば面白い

だろうなぁ。。。」

なんて空想します。実現はまず無いでしょうけど、そこに自分が何かしら関与して同じ

フィールドに立てたらどれだけ楽しいだろうか?なんてドキドキしています。

色んな方から刺激を受けて2009年の幕開けに向けて始動しました。

ボトムに向けてしっかりとタメを作って2009年を迎えたいと思います。

あ、2008年最後の記事ではありません。取り敢えず今の気持ちとして(^_^;)

企画営業部 川内

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