『基本』ユーザーに必要な情報は実機検証から得られる_。

先日、某家電メーカー様からの依頼を受けて、お客様サポートセンター向けの動画マニュアルを作り始めました。


現在は絵コンテ作成のために製品を検証しながら、サポートセンターで吸い上げた情報と照らし合わせるという検証段階です。 最近は3DCADデータをお借 りして、そこからユーザーズマニュアル・設置施工マニュアル・整備マニュアル・解説書などのマニュアルを一元展開する動きの中で、実機に触れる機会が激減 しています。 今回、実機をお借りする事を実現しましたのは、サポートセンターに寄せられたユーザーの不安や疑問を解消する為、私たちが実機に触れて検証 し、マニュアル作成現場で見えない問題点をクリアーにする必要があると考えたからです。 業務を担当するのは当製品のマニュアル作成に携わっていないクリ エイターですから、所謂ユーザー目線での検証が行えました。 出てきた疑問や提案は普段マニュアル作成で私が気付かない部分ばかりでした。目から鱗とはこ の事でしょうか。 早速、メーカーのご担当者様に確認と提案のメールをお送りいたしました。 回答が楽しみです。


DCADデータからの展開はスピード&コスト面において優れていることが経験により実証できますが、真の意味でユーザーサポートとなりえるドキュメント制作には実機検証と言うのは不可欠であると改めて感じましたね。

2009年4月3日 企画営業部 川内カツシ

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