目標を立てる

若手社員の一人に今年の目標をたてさせた。


以下、原文を転載。




『今年の目標』

  1. 物事を考えれる力をつける。
    部品一つでもその部品の必要性、重要性を考え、より作業を効率的に進行出来るように考えれる力を養いたいと思います。その為に、仕事に精通している知識など学び、その知識を考えれる力に生かして行きたいと思います。より知識を学ぶために、工業科出身なので、高校時の教本を元に工業系の知識を学んで行こうと思います。
  2. 自らの行動力を高め、興味を持つ。
    さまざまな情報、知識に対し興味を持ち、その興味を行動に移すことで仕事に活かして行きたいと思います。実現の為に、今まで苦手としている読書など、基本的なことから興味を持って行動に移して行きたいと思います。時期は、現在手元にある物がないので、直ぐとは言えませんが、年間の読破数は月1冊のペースから始めたいと思います。ジャンルなどは、自分にとって読みたくなる物からスタートしたいと思います。
  3. 挑戦する気持ちを持つ。
    現状に満足するのではなく、挑戦して行きたいと思います。その為に、今まで出来なかったような業務に挑戦することで、技術とともに自分も高めて行きたいと思います。そのために、自分で可能な範囲で独学で学び、練習をし、出来なかった業務に携われる環境を作れるようにして行きたいです。挑戦したい業務は、図面からのイラスト作成業務です、そのためにも図面の知識を学び、その知識を現在のイラストにも活かして行きたいと思っています。
  4. 素直な気持ちで聞き、行動に移す。
    何か行動に移さないかぎり結果が出ず、行動に移す事で結果がどうであれ素直で気持ちで行動に移し、結果を自分に生かして行きたいと思います。意識付けする為にも、「次は」「明日」など言い訳を言わず、最初は面倒な事でも何かのアクションがあれば直ぐに行動に移すことを心がけたいと思います。
  5. 社会人としての礼儀を覚える。
    目上の方、上司、先輩、後輩、に対する礼儀を覚えて行きたいと思います。普段の会話などでも、「相手の目を見る」、敬語を心がけたいと思います。最初は相手の事を客先の方と同じように対応して行こうと思います。

口頭では無く書き留めさせたのは、遺すことで意識が変わるものだと思っているからだ。
文章の構成や着眼点と言ったところでは、まだまだ突っ込みどころは有るが 彼の素直な想いとして受け止めたい。
業務には真面目に取り組み社長の評価も『よくやってくれている』との事だが、私としては全然不満である。彼へのハードルは高い。しかし、彼なら越えられるハードルだと 考えているからだ。テクノアートの中でも注目度の高い彼の今後を見続けたい。


今の若い世代は・・・・・・と嘆く事も多いが、ジェネレーションギャップも古い世代が勉強する機会と捉えて客観的に自分を見てみようと思う。




2010年1月18日
企画営業部 川内カツシ

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