先日、仕事をしている時、「自分も、この地図がほしいな…」と思ったことがありました。
その時に見ていたのは、偶然、自分が住んでいる周辺の地図だったのですが、まだまだ知らない観光スポットや施設がたくさんありました。
私は、例えば休日にどこかへ出かける時、新聞で紹介されている観光施設や催し物を参考にしたり、インターネットで、どこかいい場所がないか検索したりします。
インターネット上には、膨大な量の情報があり、検索すれば、知りたいことはたいてい分かるような気がしていましたが、考えてみると、インターネットで検索して出会えるのは、検索した言葉で出てくる、限られた情報だけなのかもしれません。
地図のページをぱらぱらとめくると、その時、知りたいと考えていたこと以外にも、様々な情報に出会うことができます。自宅の周辺はもちろん、全く知らない土地に何があるのかが分かります。
目的地までの道を調べる。その場所には何があるのか探す…様々な目的で、様々な人が利用する地図。人の役に立ったり、喜ばれたりし、自分自身も、助かったり、新たな楽しみに出会える、そんな地図の製作に携われていることは幸せだと、改めて感じました。
2011年6月23日
地図製作部 YUKIKO
