モノの言い方:川内カツシ

私たちは日々会話やインターネットを介したWEBサイトやブログ、メールやSNSなど様々な手法で人とコミュニケーションを行っています。

意思や感情表現に便利なスタンプと言うツールは時として便利で私もLINEやFacebook等で使用する機会が多いです。※LINEでは毎日使用しますが。。。

確かにスタンプ一つで伝えられる事も少なくないですし、面と向かっては言いにくい事も言葉を和らげてくれたりイラストで装飾してくれると言う便利な効果が有ります。

でもあまり多用して依存し過ぎると、言葉を使ったコミュニケーション力の低下に繋がるのでは?と危惧する声も耳にします。

以前取引先で懇意にさせて頂いている方に「スタンプや絵文字は顔の見えない相手への表情伝達や感情表現が出来るので便利でしょ?」と言うと、「私は絵文字やスタンプを使わなくても、ちゃんと言葉を使って伝える事が出来ると思いますよ。絵文字やスタンプに頼るのはコミュニケーションの怠慢では無いでしょうか」と窘められたことが有ります。
確かにその方からのメールは絵文字は一切有りませんし、SNSでもスタンプを使用する事は有りませんが、大変分かり易く、その方の考えや想いを受け取る事が出来ています。

言葉は思考や感情を伝える事が出来ますが、ややもすると自分の感情を一方的に伝える事に終始してしまいます。その言葉を受け取った相手がどのような感情を抱くのか、それによる反応や反作用、言動や評価などを思慮深く言葉を選んだコミュニケーションを行えれば良いのですが、、、

【言葉の魔法】とか聞いた事が有りますが、言葉一つ、モノの言い方ひとつで相手の心情が好転したり傷つけてしまったりした経験が有ります。自分自身も同様にモノの言い方ひとつで、相手に好意を持ったり傷ついたり、時には敵意を抱いたりすることも有ります。

モノの言い方ひとつ

今でも困った時に開いて見る参考書が有ります。

目から鱗です。

「なるほど~確かにこういう表現が出来ればスムーズかも知れない」「あの時、こういう言い方をすれば商談がまとまったかも」「こう言えば、社内でも上手にコミュニケーションが取れるな」などなど。

日本語は美しく、そして難しいですね。

 

 

2017年7月21日
企画営業部
川内カツシ

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