5月30日(土)、大阪市中央区の中央会計セミナールームで実施された「第43回リクリセミナー Webデザイントレンド in Osaka 2022」を聴講させて頂きました。
同セミナーは、以前オンラインで開催された際に動画を視聴させていただいたことがありましたが、今回は「オフライン開催」とのことで、実際に会場に足を運んでの参加は初めてだったので、登壇者の方々のお話を間近で伺えることは大変貴重な機会であり楽しみで、どんな会場で、どんな風に進行されるのだろう…と考えながら、当日を待っていました。
事前に想像していた会場のイメージは、長机が並んでいて、参加者全員が前方を向いてセミナーを受けるという形でしたが、当日、実際に会場の部屋に入ると、カフェのような円形のテーブルと椅子がランダムに並んでいて、ちょっとつまめるようなお菓子と水も用意されており、お洒落で自由な会場の雰囲気に驚きました。
既に到着されていた参加者の方々は、持ち込んだノートパソコンを開いたり飲み物を飲んだりしながら、リラックスした雰囲気で過ごされており、「パソコンを持ってくる」という発想がなかった私にとっては、そのことも学べた点でした。
セミナーが開始されてからしばらくは、次々に紹介されるWebデザインの「トレンド」について、まずは書き留めようとメモをとっていました。しかし、登壇者の方々が「デザインには『理由』が必要である」というお話をされていて、それを伺う中で、「トレンド」を知ることも意味があり、大切なことなのだろうけれど、例えば自分が、メモをとった「トレンド」を、ただやみくもに幾つも並べて使ったとしても、よいものになることはなく、まずは「理由」が大事で、「理由」に基づいて、選択肢の一つとして「トレンド」を使わないと意味がないのだと感じました。
セミナーを受ける以前、社内の方から「理由」が必要であること、重要であることについて、ご指摘やご説明をいただいており、そのおかげで、セミナーで同様のお話を聞くことができた際に、改めて上記のことを感じられたのだと思います。
また、何をよいと思うのか、どのように見えるのか…、自分の「視点」と、他人の「視点」は異なるのだということも、今回のセミナーを受けて、日頃、業務をはじめとしたあらゆる場面で頭において、忘れないようにしなければならないことだと感じました。そして、自分と他人の視点は常に必ず「異なる」というわけでもなく、例えば、偶然「同じ」だった、という場合もあるはずで、それを知るためには、人と対話することが大事だということ、「デザイン」の場合は、たった一つの「正解」があってそれを目指すのではなく、それぞれの人が考え出した数だけ、よいものが生まれる可能性があり、人と人が、お互いがよいと思うこと等について話し合ったり相談することで、更に変化してよいものが生まれていくのかもしれない…そのようなことも感じることができました。
それは、今回のセミナーのテーマである「Webデザイン」に限らず、様々な業務において共通することで、相手が何を求め、望んでいるのか、自分はどうなのか、などを社内で一緒に業務をさせていただく方々、そしてお客様など、関わることができる周囲の方々と話し、相談しながら、よいものを作っていけるようになりたいと思いました。
私は人と話すことがそれほど得意ではなく、不足している点だと感じているのですが、上記のようなことを意識しながら、これからの業務に臨んでいきたいと思います。
2022年6月1日
第2制作部
YUK♪KO
テクニカルイラスト | CG | WEB開発
マニュアル制作 | 地図編集
株式会社テクノアート
大阪府 池田市