少年時代:クイックMASAMI


子供の頃の思い出

今回は子供の頃に好きだった物のについて書きたいと思います。
先日家の中をごそごそしていると子供の頃に大好きだった物を発見しました。
それは何かと言いますと、飛び出す絵本です。
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母の実家に行くとおじいさんが毎回2、3冊買ってくれていましたので相当な冊数があったと思います。しかし動かして遊ぶ絵本のため破れたりして今残っているのは5冊ぐらいしかありませんでした。当時は新作が発売されればすぐに購入するぐらいの勢いでして、持っていない本はないぐらい飛び出す絵本を気に入っていました。魅力といいますと、やはり平面上のイラストが「飛び出して動く」「開く」「回る」言葉はあまり書いていないですが、だからこそ自分なりのストーリーを想像したり、妄想したりして楽しむことができます。
ほかにも全く違う楽しみ方で、どんな構造になっているか「分解」「組み立て」「創作」してその本の構造を理解するなど楽しみ方は無限大です。

それではこの本について紹介したいと思います。
この本は数ある中でもお気に入りの本でして、だからこそこの年になるまで残っていたのだと思います。表紙のおどろおどろしさと、ほのかにPOPなタイトルに惹かれ一発で購入を決めた一品です。
大まかなストーリーはネズミがお化け屋敷を探検するといったもので製作者の遊び心が詰まっています。登場するモンスターや幽霊などオリジナリティーのあるデザインになっており、子供心にも変わった絵だなとひきつけられたのを覚えています。
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それに1ページごとにどこかに必ずいるネズミがいまして、それを探すのも楽しみの一つです。
あとはこれはほとんどの飛び出す絵本に言えることですが、普通に見るだけでは見えない裏面までも印刷してありどの角度からでも楽しめる、ばらしたときに意外な場所にイラストが書いてある、ここまで好きのない本は珍しいと思います。

お気に入りのページがありまして、一見何の変哲もなく主人公のネズミも落ち着いていますが動かしますとにぎやかなページとなり猫の目が動くのもポイントの高いページです。
この本を発見して思ったのは、意外と子供の頃の思い出は忘れないという事です。それに年を重ねて改めてみると凄い凝っているなと感心します。

一冊一冊丁寧に作られている、まさに匠の域に達する作品だと思っています。

私自身も毎日の仕事で手を抜く事無く、いつも全力で取り組みたいと改めて思いました。
時が経っても色褪せない仕事をしたいです。

2011年7月22日
西宮分室 山中雅未

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