今回は地元である三木市の秋祭りについてお話ししたいと思います。
毎年10月に三木市民が集まりその地域ごとにあります屋台、いわゆる神輿を担ぎます。
地域ごとに行われる集が違いますので好きな人は毎週応援という形で参加することができます。
三木市民は祭り好きの方が多いとは思いますが時代の流れか10代20代前半の祭り離れが気になるところです。
たしかに重い屋台を担いで疲労感と筋肉痛を次の日に引きずり二日酔いでズタボロになるようなイベントを誰が好き好んで参加するでしょうか?しんどいだけではないだろうか?
確かにしんどいです。しかし参加しなければわからない楽しさもあるものです。
なんと言いましても一体感がいいです。力を合わして屋台を上げる。単純ですがだからこそ余計なことを考えずそれだけを楽しむことができます。
それにお酒を浴びるほどただで飲めます。出てくるのはビールと日本酒だけですがこれぞ祭りという感じで気に入っています。
楽しむポイントとしましては大きくはお酒を飲んで屋台を担ぐのがメインですが、他にも普段あわない旧友や後輩と再会したり、観客の方も大勢きてくれますので拍手や声援で元気が出たりします。体はすごく疲れますが精神的にすごくエネルギーを補充できる一ヶ月です。
いわゆる一つのパワースポットみたいなものでしょうか。
第三週には三木市で一番大きい祭りに参加するのですが、そこの地区の方はすごいです。地区の名前は芝町と言うのですが自分たちを芝町SMクラブと呼んで笑いながら限界まで追い込みます。初めて参加したときはリアルに足腰が立たなくなり帰ることすら苦労したのを今でも鮮明に覚えています。よそから見ればなぜそんなにがんばるのだろうと思われますが、きっとそうやって三木市の祭り人は一年のエネルギーを蓄えるのだと思います。来月、と言ってももう二週間足らずでその季節がやってきます。
私も一つ、自分を追い込んでこようと思います。
【川柳】 田舎での 楽しみ一つ 頑張ろう
2011年9月26日
西宮分室 クイックMSAMI