今回の記事は、集中力について書こうと思います。
みなさんは、自分の集中力のことを考えたことはあるでしょうか。
集中力とは、学業や仕事やスポーツなどのあらゆる場面で集中力は重要な要素となっており、集中力の有無が成否を左右するという事が多々あります。
集中力の持続時間は医学的には50分ですが、個人差が大きい能力なので違いもあります。
一般的に集中力の持続時間は30分〜50分ぐらいです。
人間が普段生活している時はベータ波といわれる脳波が中心に出ていて、人間が集中している時に特に出る脳波はアルファー波と言われています。ゲームや、映画など自分の好きなこと、夢中になっているときにアルファー波は出ています。 メジャーリーグで活躍しているイチロー選手の脳波を測定した結果、アルファー波が91%も出ていたそうです。他の選手は最高でも50%程度だったらしいです。この数値からでもゲーム、自分の打席、守備時などの場面に対して集中していることがわかります。
なかなか全員がイチロー選手のように集中することは難しいと思いますので、集中力に必要なことを調べてみました。
集中力にはリラックスすることが大切です。リラックス状態が深くなれば、脳にアルファー波が増え、より集中出来る環境になります。逆に緊張している状態ではベータ波が増え雑念が起こりやすい環境になってしまいます。仕事に対してプレッシャーは必ずあるとは思いますが、プレッシャーをかければ不安や雑念が起こりやすくなり、集中力の低下につながります。
集中力とリラックスは両立するもので、身体の緊張をとくことが集中力につながります。
最後に集中力の強化の方法を調べました。
一つの長文読解にも通過点を設定しおき細切れの目標を作成します。
漠然と「長文読解を一題やっつける」という目標を掲げて取り組むだけでは作業内容が不明瞭になりやすく、「夕方には終わるのかな?」、「あと何が残ってるのかな?」と色々な雑念が沸いてきます。
遠くにぼんやりと見える大きな目標よりも、「今やらなくてはいけない小さいこと」を明確して取り組むことで集中力の強化につながります。
その方が脳を余計な雑念に働かせずに済みますし、はっきりとしたプロセスがあるので単純に作業がしやすいです。
後、集中力の強化には時間制限を設けることも強化につながります。
時間制限の有無で、集中力だけではなく頭の回転の早さに差が生じると言われています。
逆に時間制限がないと頭の回転数は上がらず、集中力も同様です。
脳は自分に「頭の回転を早く」「集中力を発揮さよ」などの命令は出来ません。
「時間に制限がある」、「解決しなくてはいけない」という周辺環境の事情や制約があって脳は潜在的なパワーを発揮出来ます。
その他、
- 耳栓をする
- 環境音楽を聴く
- 時計を見ない
- ガムを噛む
- 仮眠を取る
などが有るそうです。
この記事で書いたことをすべて今の仕事に生かすことは難しいかもしれませんが、自分に合った方法で仕事に生かしていきたいと思います。