最近、後輩の成長に目を細める事が多い。
課題を与えるとコチラの予想を裏切った成果を見せてくれる。
一時期、自分の指導力の低さに自暴自棄に陥っていたことがあり、
極力個人の能力を発揮できるような導き方をしてきたつもりだ。
当人からすれば『えっ!それでもっすか?』と言われそうだが。。。
中村文昭氏の講演会で心に響いた言葉がる。
- 頼まれ事は試され事と思え
頼まれた事は自分を試されていると思い、相手の予想を上回る仕事をしろ。 - 何のために行い、存在し、選んだのかを自問せよ
自分の中でブレない芯を持つ限り道を誤る事はない - 出来ない理由を先に言うな
依頼されて実現出来ない理由をアレコレ口にするよりも実現するための
方法を考えろ。 - 問われたら即答しろ
一瞬でも間が有ると人間はその間に自分にとっての損得を計算する。
人から教えられる身でNOは無く、2つ返事でYESである。
至極当たり前の事では有るが言葉にすると新鮮で、心を元気にしてくれる。
いつも心に置いて自分へ問い続けていきたいと思う。
もう一つ心に残る言葉が有る。
取引先である昭文社の当時課長だったK氏(既に退職)の言葉で
『責任と同等の自覚を持て』
である。 これにも参りましたと言わざるを得ないほどの衝撃を受けた言葉である。
言葉は素晴らしい。 人をこれほどに元気づけ勇気づけ力強く生かせてくれる。
逆に傷つける言葉も多くあり、自信もこれまで多くの人の心を傷つけて来たと
反省仕切りである。
前を向き、力強く歩き続ける事が出来る言葉、人を幸せな気持ちにさせる言葉を
伝え続けていきたい。
今日でテクノアートの第21期第1四半期の2Qが終了する。
昨年からの米国発経済不況の影響はまだ根強く残っており、日本の製造業を
はじめ、各業界でもあの手この手で生き残りをかけて頑張っている。
我が社もこの世界的な経済不況を乗り越え、次代のニーズを探求する期間として
認識し、更に士気を高めて行きたいと考えている。