2009年もいよいよカウントダウンが始まった。
今年一年のご愛顧とご指導に感謝する思いをお伝えするために、年末のご挨拶と言うイベントで遠方のお客様とお会いできる時間を楽しんでいる。
実務を行う上ではメールと宅配便で事足りるのだが、実際にお会いする事で距離が縮まり親密な関係が構築できるものと考えているからだ。
最近ではそう言った事も疎遠な業者がいると聞き、驚く一方でこれもチャンスかも知れぬと一人ほくそ笑む今日この頃だ。
今回の東京出張では取引先の昭文社様、エスエスリミテッド様へのご挨拶と、ファルテック様、東芝ドキュメンツ様へ訪問させて頂いた。師走の忙しい時期に貴重なお時間を頂戴出来た事に大変感謝していると共に、来年以降へ向けた駆動のスプロケットが噛み合ったという手ごたえを掴んだ。
昨年のリーマンショック以来冷え込んでいる日本経済の影響は予想を超えるもので、各社手当てを怠りなく行っているせいか来年への期待は大きい事が伺えた。
今回の出張で欠かせないイベントがニコンの山本氏との忘年会だった。氏との交流は10年になるのだが、お互い歳を重ね角が取れたが若い頃のギラつきは衰えるどころか増すばかりだ。特に氏のバイタリティー溢れる仕事への取り組みと、熱く情熱的な処は会う度に私のモチベーションを向上させてくれる。氏には内緒だが私、「川内カツシのモチベーション向上委員会」の会長に任じて頂いている。
先日、氏へ宛てたメールの中で氏の事を「山本さん自身がメディアですね」とお伝えしたのは勿論私なりの讃美であって、まるでオモチャ箱のように色んな発想が出てくる氏を見ているとワクワクドキドキしながらオモチャ箱を開けるときの心持ちそのままなのだ。 一つ、「こんなことがしたいんですよね」何て言うと、「んじゃ、これはどうですか、こう言う発展も有りますよ」と言う風に次から次へとアイディアを投げかけてくれる。そんな氏の事を「メディアそのもの」という表現をしたのだった。 勿論、箱や装置ではないが、先のオモチャ箱のように“いったい何が出てくるのだろう”というワクドキ感がたまらないのだ。 それによって自分自身のスプロケット(歯車)が噛み合い動き出せるのだ。
そんな氏と過ごした時間は僅かであったが、とても貴重で有意義なものとなった。
東京の街はイルミネーションで装飾されクリスマスムード漂うのだが、何処となく去年よりも元気がないように映った。確かに人は多く、皆が足早に移動するビジネス街の光景を見ていると先進国として牽引役を担っていると言う実感が持てるのだが、暗く冷たい印象を持ってしまった。。。
2009年も残り1週間、自分を最後の追い込みで今年一年を仕上げたい。
2009年12月23日
企画営業部 川内カツシ