効率的な製品パーツリスト作成のポイント
こんにちは、今回は製品のメンテナンスや修理、交換部品の調査に欠かせない「パーツリスト」の制作について考えてみたいと思います。パーツリストがユーザーやメカニックにとって分かりやすいものであれば、メンテナンスの効率は格段にアップします。特に、製品のパーツリスト制作が重要となるのが製品メンテナンス時や部品交換時です。
1. 3DCADデータとBOMの活用
3DCADデータとBOM(Bill of Materials)は、製品の各パーツの特徴や配置を詳細に把握するための重要な情報です。これらのデータを活用すれば、パーツリストの制作がスムーズに進むはずです。
2. 分解結合のテキスト(リスト)の作成
メンテナンスを行う際に、パーツがどのように組み合わさっているかを理解することは必要不可欠です。分解結合のテキストを作成することで、どの部品がどのように組み合わさっているのかを明確に示すことができます。
3. 交換部品の属性情報の提供
交換部品の属性情報を提供することで、修理を行う際に必要な部品を正確に調達することが可能になります。また、これにより部品の種類やサイズ、材質等を容易に確認できます。
4. 見やすいテクニカルイラストとレイアウトの用意
技術資料は視認性が重要です。実物と見比べて判断できる分かりやすいイラストを作図し、視認性の高いパーツリストを作成することが求められます。レイアウトも重要な要素の一つで、情報を簡潔に伝えることができれば理解されやすい資料になります。
5. まとめ
パーツリストは製品のメンテナンスや修理作業の効率化に大いに寄与します。3DCADデータとBOMの活用、分解結合のテキスト作成、交換部品の属性情報の提供、そして見やすいイラストとレイアウトの準備が必要です。私たちはこれらを踏まえて、ユーザーやメカニックにとって理解しやすいパーツリストを作成いたします。勿論、2DCADや紙図面をご提供頂いても問題無く対応いたします。
ただ1つお伝えしたい事は、私たちに3Dデータをご提供頂ければ、高品質なパーツリスト作成に留まらず、製品取扱説明書やカタログパンフレットなど、あらゆる技術資料から販促ツールまで、一気通貫でお任せ頂けるという事です。
キリッ( `ー´)ノ
2023年12月12日
企画営業部
川内カツシ
マニュアル | 3DCG | WEB開発 | 地図編集
株式会社テクノアート
大阪府池田市 | 兵庫県川西市